by じょばんに/みわやすたか(miwa@naucon.org)
→最新の日記へ1/20から延々続いていた改築工事がようやく終わり、新しい住処に移りました。 年明けからの休日の大半を突っ込んで、 柱や扉や床を塗ったり磨いたりしていたので、 感慨もひとしお...などという暇はなく、 段ボールに囲まれて暮らす日々が待っていたり。
奥さんも僕も本持ちなので、段ボールの半分ぐらいは書籍たち。 (もっとも僕の場合は漫画とか妙に背表紙の薄い本とか在庫とかもありますが) 本棚に収まって初めて本として意味を持つように思うので、 なんとか段ボールの中から助けてあげたいのですが、 みんなを出してあげるのはとても無理のようです...。
あとねー、LDとかも微妙に扱いに困ったり...。 DVDに買い直せるものはいいんだけど、 遊佐未森のビデオクリップなんて出るわけないよな...。 LDプレーヤ(パイオニアのCLD-919)もバカでかい上に重量14kgとか、 まさに前世紀の遺物ですな。
引越し片付けの間隙を縫って見に行く。 (というかチケットを取った時点ではもっと早く引っ越す予定だった)
幾重にも意味が重ねられた言葉の巧みさは相変わらずなのだけども、 物語自体は非常にストレートでやや荒削りな感じもした。 けれども、松たか子演じるマホ女に、何のてらいもなく 「原爆を2個も落されたのをもう忘れてしまったの」「あなたのことなのよ」 と言わせ、それを観客に聞かせることができるひとはあまりいないことを考えると、 いったいこの時期に巷にあふれるメディアは何を伝えているのか、と思ってしまう。
すごくよかったし、考えさせられもしたけど、 演劇を観ないと今世界で何が起きているのかをうまく考えられないのって、 なんかおかしいな...。
この辺でβ版だったものが、正式版になって、さらにふつーのひとの 手に届いた(といっても太平洋を挟んで反対側での話なのだけど)ので、 青山方面のK氏と再びお祝い@渋谷のスペイン料理屋「El Patio」。
結局1年半(だけど並行した他のこともやってたので実質作業時間は この半分ぐらいか)もかかったけど、日の目をみて素直によかったと思う。 サポートしていただいたひとたちに感謝。
さて... これからどうするかね。いや、心は決まってるんだけど、 それはもう少し先の話かな。
と言われているテレビが届いたり。 でも2年後には今の明るさを忘れているので、きっと気づかないよね...。
届きますた! おまけのインタビューとか見てると、まるでハリウッド映画のよう(汗;。