「これまでのあらすじ。」(2002年09月分)

by じょばんに/みわやすたか(miwa@naucon.org)

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9月9日(月)

最近の姫

寝るときに谷山浩子のアルバム『翼』の中の「学びの雨」を子守歌にしていたり。 山ほどある浩子さんの歌の中でもかなり異色。突き抜けたような前向きさがあって、 好きです。

私信>週末をかけて元の住所のところに戻りました。 一部郵便物延着などでご迷惑をおかけしましたです。

「風の帰る場所 ナウシカから千尋までの軌跡」

再録本ということで既読のインタビューもあったけど、 大半は忘却の彼方なので一から順番に読み直してみた。

この一連のインタビューで特徴的なのは、 その時々で公開された映画について、 連載中だったり連載終了後だったりした漫画「風の谷のナウシカ」を軸に、 時間を行きつ戻りつしながら話を進めてるところだったりするのだけど... インタビュー中の「『ナウシカ』は宮崎駿の思想の変遷のドキュメンタリー」 という言葉が表すように、そのスタイルはかなり的を射ていると思う。

まだ連載中だったころ、 幾度となく訪れる連載中断のたびにストーリーの予想大会をやっていた僕らは、 結局「ナウシカ」を通してその思想の変遷を実時間スケールで共有... いやそこまではいかなくても、追体験をしていたのかもしれない。 もちろんナウシカ自身の行動に納得できたこともできなかったことも どっちもあったけども、連載が終わりを迎えたとき、 「生きねば...」という言葉とともにナウシカ自身がひとつの結論を得たように、 僕らもそれぞれ結論っぽいものを得たような気がする。

あと経営者としての宮崎さんの発言も、他ではあまり出てこない切口かも。 「魔女宅」から「豚」に至るあたりは、 ジブリをなんとか保たせるために相当なジタバタがあったと思われ。 そういうことを聞いちゃうと、 「もののけ姫」はそのジタバタをどうにか通り越してやっと出したいものを 出せた作品として確かに面白いわな。そのあとの「千尋」が霞んでしまうぐらい。

さらに最近買った本

「Kind of Blue」はむぎさんの夏の新刊。 ほのぼの百合と思って油断していたら一部シーンに衝撃を受けましたです。はい。


9月18日(水)

姫、初めての京都。

先週末は金曜日に有休を入れて4連休で京都に帰省。 姫にとっては初めての長旅なのでどうなることかと思ったけど、 行きも帰りもおとなしくて拍子抜け...いや、助かりました。 学生の頃から何度となく新幹線で東京と京都を往復してますが、 特に盆暮れの時期には子ども連れが多くて、泣き叫ぶ赤ちゃんを 必死になだめるお父さんとお母さんという図を何度も見てたので、 ついに自分もその一例となるのかとある程度は覚悟してた (わざわざ車端の座席を取った)のですが...姫は意外と外は平気な模様 (例えばこんな感じ)。 したことは親戚のところに行ったり、食事したり買物したりぐらいでしたが、 まー事もなくそれなりに楽しめましたです。

実家には1905年生まれのじいさん(97歳)がいる(しかもわりと元気)のですが、 この対面がなんとも不思議な感じでした。年の差はもちろんですが、 姫がじいさんぐらい長生きすると22世紀に手が届くんだよな... とか思うとその時間の長さにちょっとくらくらする思いががが。

今回はわけあって、 銀塩カメラ(Nikonの一眼レフ)と デジカメ(SONYのサイバーショット)と DVカメラ(SHARPのビューカム)とカメラを計3台も 持っていく羽目になった(親ばかですか?(汗;お)のですが、 結局一番使ったのはデジカメだったり。 基本的にはビデオと録るのは好きじゃなくて、 銀塩カメラでいろんなスナップ写真を取りたいんですが、 さすがに姫を抱えながらだと一眼レフは重いしかさばるし、 構える余裕がほとんどないことが判明...。 安直にデジカメに流れてしまうのでした。 やっぱり多少ヘンでもすぐ撮り直しができるので...。 銀塩カメラの方が「一瞬を切り取る」感があって好きなんですけど... ちと悲しいけどしょうがないですね。


9月22日(日)

名付け

遅ればせですが、 甥っ子さん誕生おめでとうございます。 安産でなによりでしたね(^^)。

最近の名付けは雰囲気(音)重視の傾向にあるので、 確かに妙な先入観(苦笑)の入る名前は多いですねー。 某アレとかはわりと既に一般的なんじゃないかと思われ。 男の子の場合でソレ系に出てきそうな名前って... んー、そんなに変わったのってあったかな?

で、姫の場合はというと...いや、なんでもないです(汗;。(←?)


9月29日(日)

最近買ったもの

というわけで、いつもの最近買ったものシリーズ。


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