「これまでのあらすじ。」(2002年05月分)

by じょばんに/みわやすたか(miwa@naucon.org)

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5月1日(水)

続々・ほしのこえ

DVDからオリジナル版ステレオ音声をMDに落としてドラマ編を作って、 にせ作業中にふにふに聞いていたり。 これで思うのは、僕の中での作品の評価の大きな部分は、 天門さんのピアノソロの音楽と篠原美香さんの声が占めてるんじゃないかということ。 とくに篠原さんの声はかなりツボにはまったらしく萌えまくり。 これだけでごはん三杯((c)川原由唯氏)はいけますよ?(笑)

「長峰はばっちりだったよ、期末試験」とか、 「あぁ…雨に、なりたいな」とか、 「わたしたちはすごくすごぉく離れてるけど」とか。ゾクゾク。 5/24のサントラ発売が待ち遠しいです。


5月6日(月)

四連休

基本的には何かの準備に追われる日々。

りあるミカコたん

悔しくなんかないもんっ...(涙)。んー、 他意はなく一目してみたいっていう気はします(やっぱりみーはーかな(^^;)。 (でもあんまり騒がれてほしくないっていうあんびばれんとな気分も... コミティア会場だとどうだったんでしょ?)

サントラをMANGAZOOで予約。 楽しみー。

看板絵

なんとなくかけかえてみました。

20年前の作品を追いかけてるってのも、 なーんだか自分の中で進歩がないような気がして、 ここのところ「ナウシカ」方面に関しては何をするにも後ろ向きな気分です。 客観的にみても「ナウシカ」が描かれたころから少しずつ、 確実に現実世界は変化してます。 もちろん個人的にファンであるということは変わりないけど、 作品そのものが持つ輝きは少しずつ色褪せていくのかなと。 変わっていかない世界というのもヘンな話なので、それはそれで当り前なのですが。

でもイスラエル・パレスチナ情勢のニュースを見たり聞いたりすると、 戦禍が吹き荒れた半世紀前から現実世界は実は何も変わってないんとちゃうか、 とちょっと考えこんでしまったりします。 このニュースを見ると、 ナウシカが死々累々の中で「憎しみより友愛を」と説いた場面を思い出すのですが、 家族や友人を目の前で殺されたらそれでも同じことを言えるだろうか、 と思うと、やっぱり自分自身もここから一歩も前に進んでない。 もちろんナウシカみたいなのが答えだとは全然思わないし、 彼女みたいなことをしたらきっと暗殺されるのがオチですが、 結局それがわからないまま繰り返されてるんですよね。 僕の中では、ある意味9.11よりもずっと衝撃的な出来事でした (まだまだ続いてますが...)。


5月7日(火)

宮部ICO

あわたけししょー に教えてもらった宮部ICO。 宮部さんのお話って結局「蒲生邸事件」だけしか読んでなかったりするのだけど、 ノベライズといっても破格の人選なだけに興味をそそられまふ。

あとワールドワイドで50万本ほど売れてると知ってちょっと安心。 ICO2みたいなのは期待してないけど、 同じような路線のものが今後も継続して出てくれることを期待してます。


5月10日(金)

(は)さん結婚式@宇都宮

にせはお休して、宮崎駿ネットワーカーファンクラブ 元SIGOPの(は)さんの結婚式に出席。 本業が印刷屋さんで、 風使い工房のほとんどの印刷をお任せしてるとかいう関係でもあったり。 途中、大宮そごうで、 お祝いにノリタケ製トトロのマグカップとお皿のセットを買って一路宇都宮へ。 あいにくのお天気でちょっと残念だったけど、やっぱり結婚式はいいもんです。 教会式で結構天井の高いとこだったので仲間と「まるでカリ城…」 「やっぱり剣を立てて出迎えないと」「異義あり」 「札ビラのシャワーだ」とかなんとか(ぉ。

19時まで披露パーティのあと新幹線で大宮経由の新宿までとって返して、 東京おるすばん組と合流して21時から2次会。 おおひがみさんの7周忌は旭川で集まりたいね、 とかそんなことを言いつつ23時頃解散でした。

パソコン通信始めたころにはとても考えられなかったけど、 ほんと長いつき合いになってます。 あの時代には今のインターネットとは違って、 みんなの中に結びつける力があったから今まで続いているのかもしれませんね。

個人的な興味の話

会場でひさしぶりにnbkz氏に会ったんで、ちょっと気になってた 「商売として見た場合の『ほしのこえ』」のあたりの話を聞いてみたり。

DVD初回出荷分完売でもゲームソフトの方が全然いいというのは、 なんとなくやっぱり現実としてはそんなもんなのかなぁと思ったり。 確かに5,800円という設定は、 25分のアニメーションって考えると全然安くない(むしろ高いぐらい)けど、 これが18禁ゲームソフトだったらまぁお手頃価格の範疇で、定価ベースだと もうちょっと上の値段をつけられたりする。 もちろん両者の中身は全然違うのだけど、 財布の出どころとしてはだいたい似たような客層だったりするから、 単純な話そういうゲームソフトとかアニメDVDの価格との相対で だいたいの価格が決まってしまうところはしょうがないんでしょうね。 そうすると販売数から逆算できる製作費で、 半ばかけられる製作月数が決まってしまうから、 新海さんでもそこそこという現実からして、 いくら製作環境が整ったとはいっても、 あそこまで持っていくための敷居は厳然としてあって、 しかもかなり高いなぁと思いました。

もちろんこれは商売という側面で捉えた場合の話であって、 新海さんのような作家さんが後に続いて出てくるかどうかとは、 直接関係ないのですけど、 個人的には「ほしのこえ」のような映像作品が もっと見られるような土壌ができるといいなぁという願いがあるので、 自分が払った映画の代金とかDVDの代金がどうなってるのか、 やっぱりちょっと気になってたりしたのです。

しかしnbkz氏は基本的なところで商売人やねぇ。昔から変わらんけど。


5月12日(日)

@京都

ちと諸事情により11,12日と京都へ。 ちょうどシーズンでなので、 駅はどこも修学旅行の生徒さん(中学生ぐらいかな)でいっぱい。

ちなみにほとんど街に出る暇はなくて、唯一それらしいことといえば 「はり清」 で懐石を食べたこと。 「わか鮎の塩焼」と「えんどう豆のごはん」がとても美味でした。

泣き顔

むぎさんの日記ページ のサガたん。表情がすごくいいですねー。 泣いたときの顔って基本的に顔が崩れるので、 いわゆるアニメキャラでも人間の顔をしてる(というとミもフタもないですが...(汗;) 部分なので、ぐっとくるものがあったり。

ちなみに「シュガー」はSeason.1ぐらいしか見てないんですが、 全体的な画面の雰囲気が一貫していて好きなので、通して見たいんだけど... いつの話になるのやら。


5月14日(火)

広告批評5月号

特集「アニメ2002」ということで新海さんのインタービュー記事が載ってるので 買ってみたり。アニメ誌ではないので、内容としては「ほしのこえ」製作の 動機とか過程が中心の一般的なものだったのだけど、まとまっていてよかったです。

曰く、アニメはあまり見てなかったけど、 それでも見たのが名劇とか「未来少年コナン」に、 あとは「風の谷のナウシカ」と「天空の城ラピュタ」とか。 何やら近しいものを感じるのだけど、 それもそのはず同い年...なんとなくそうかなーとは思ってたけど、 改めて確認してみると衝撃はごまかしきれず...。かたや時のひと。 かたやわらひはただのをですよ?(汗;

それはともかく、作品のモチーフとか雰囲気が好きなのも、 触れてきたものが似たようなものだから、 その辺の感覚が近いというせいもあるのかもしれません。

あと気になったコメントとしては「僕は当初から音楽を重視していて、 音と映像を完璧にマッチングさせたかった。」というところ。 最初にトリウッドで見たときも思ったけど、 背景美術の美しさなんかよりも、 音楽が「ほしのこえ」の完成度を高めてる重要なファクターだと思ふ。 自主製作映画とかだとどうしてもおざなりになっちゃう部分で、 いわゆる「ちゃちっぽい」感じが出てしまうんだけど、 「ほしのこえ」はハッタリだろうがなんだろうが、 25分間ほとんど切れ間なく音楽とシンクロしてたもの。 やっぱりコダワリの部分だったのかと納得しましたです。

ThinkPad Options

T-ZONEが会員ポイントやめるっていうんで、残ってたポイントで IBMの Optical Wheel Mouseをこうにう。ホイールのところが赤く光るヤツなのですが、 これがまたカワイイ!いやーマウスに萌えたのって初めてかも(ぉ。


5月24日(金)

「ほしのこえ」サウンドトラック

お昼過ぎに到着。 送り先を会社宛にしてたので、午後からふにふにと聞きながら作業とか。

主題歌のフルコーラスバージョンは結構期待していたのだけど... こ、これは...歌唱力に若干問題が(汗;。 サビの部分はちゃんと自信を持って歌えてるふうなのに、 出だしんところが...まぁ歌詞が英語ってのもたいへんだったろうと想像。 劇中ではまったくその辺のことは思い至らなかったので、 微妙にごまかされていたのだなぁ...それはそれでいいのか。

ともかく「ほしのこえ」の音楽はお気に入りなので満足です。 音楽を聞くだけでセリフが脳内再生されてしまうほどに。 「アガルタの雨」が一番好きです。

サトラレ

の映画をTVでやってたみたいだ。 奥さんに頼んでとりあえずビデオにとっといてもらった。

先日某氏に「面白いから読んでみ」と言われて、 単行本(1)(2)巻を借りたのだけど、確かにおもろいです。 全然現実味のない設定なのに、 話は現実以上にリアル。しかもきっちりエンタテイメントしてる。 医師になったサトラレの里見がばあちゃんを手術する話は泣けました。

P.S. 小松さんは結構好みかも〜。


5月31日(金)

3月92日

ようやく前年度のにせが終了できそうだ...2ヵ月の遅延。 1人月200万円として400万円ですか。罪深き哉。 学んだことは多けれど、とりあえず自戎を込めてメモ。

逆に意外とどうでもいいのはソース中のコメント。 複数で同時に1つのソースをつつくならともかく、 ひとりで書く場合はあまり必要ないかも。 逆にコードを直したのにコメントを更新し忘れてたりして混乱する。 それよりも分かりやすいコーディングを心掛けること。


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