「これまでのあらすじ。」(2002年04月分)

by じょばんに/みわやすたか(miwa@naucon.org)

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4月7日(日)

生きてます...

ようやく移住完了しますた (親亀:WindowsXP Professional, 子亀:NetBSD-1.5ZC+XFree86-4.2.0) ...この10日間のブランクで完全に浦島太郎状態(汗;。

3月中にケリをつけられればよかったんですが、 年度をまたいだ瞬間ににせ関係がいろいろ突っ込まれて、 ずるずるとsuspendしまくり。 この週末でようやく元通りの生活環境まで戻れました。 ぼちぼちキャッチアップしていかねば。


4月11日(木)

激にせ

誰だ、峠を越したなんつったのは(苦笑)。

全く関連性のない2つのコード書き及びデバッグを タイムシェアリングの如く同時実行するのは大変骨が折れたり...。 コンテクストスイッチのオーバヘッドもさることながら、 脳内スラッシングも起こしてるような気がして、うーみゅ。

チェシャ猫を買いに

いわゆる食玩の類にははまったことがないわらひですが、 最近カバヤから 「未来少年コナンラムネ」なんてのが出てたりして少し気にはなりつつも、 やっぱりそんなに興味がなかったりするのです。が、 奥さんが 「人形の国のアリス」にはまって、 今日は会社帰りに別件ついでに秋葉の海洋堂までおつかい(汗;。 なんでも海洋堂と一部のコンビニ(ファミリーマートらしい)でしか 扱ってないでかチェシャ猫バージョンのがあるらしいのだが、 これにはそもそもお菓子がついていない。まぁそのほうが正しいかも。 全部で3種類で、さすがに箱買い(12個入り)するほどでもないので、 とりあえず1つ購入してみたり。

で、別件つーのはむぎさんとこの 新刊「still life」回収だったんですが、結局発見できづ(;_;)通販回し。


4月16日(火)

夏期休暇

にはまだ早い(つーか5月連休すらまだ)ですが、 わけあって先週金曜日から昨日まで休暇を取って沖縄へ行ってきました。 例の九州沖縄サミットをやった万国津梁館の近くの宿で、 だらだらと泳いだり本を読んだりの毎日でした。

一応海にも入ったのですが、まだ水温が冷たくてほとんど水風呂みたいな感じなので、 ちょっと泳いでは上がって身体を温めるみたいな繰り返しでした。 ただ日射しは完全に初夏のそれなので、えらい日焼けをしてしまいました。 天気のわりに涼しかったので、油断したのがいけなかったようです...。 気候の良さもさることながら、インターネットもない、テレビも見ないという環境は 精神的にかなり楽で、たまにはそういうところから意図的に離れないといけないと 思った次第デス。

帰りに首里城にも寄るべく那覇市内を走っていると、 道端を行く制服の女学生さんはもう夏服だったりして、 日射しだけではなくそういうところにもちょっと夏を感じた休暇旅行でした。

最近読んだ本

旅行中に「セプテンバー・イレブンズ 9・11 あの日からアメリカ人の心はどう変わったか」(冷泉彰彦・小学館)を読みました。アメリカの同時多発テロに関してニュージャージー州に住む日本人作家が書いたレポートです。

昨年の終りぐらいから『Japan Mail Media』の配信を受けるようになって斜め読みしている(そもそも自分の意志で購読している唯一のメールマガジンだったりする)のですが、その中で一番興味深かったのがこの冷泉氏のレポートでした。

同時多発テロに関しては、僕自身2機目が激突する瞬間をNHKのニュースのライブ映像で見ていたりするわりには、あまり個人的な実感としての危機感がわかなかったりしていた(阪神淡路大震災や最近のイスラエル・パレスチナ関連のニュースの方がよっぽど強烈な印象として残っていたりする)のですが、なぜ自分がそうした一種の無痛覚状態になってしまえるのかという理由の片鱗がこの本を通じて少し理解できたように思います。それは天災や宗教対立のようなある種わかりやすい(というと少々語弊がありますが)出来事ではなく、当事者ですら思考停止にならざるを得ないほどの非常に複雑な背景を抱えているということに対して、自分はどうすればいいのか決め兼ねているという、そんなところなんだと思います。このレポートにも、アメリカ政府、議会、マスコミ、世情などのそんな微妙な心の揺れを捉えていて、当事者のアメリカでもそうなんだとちょっとほっとした気がしました。


4月20日(土)

DVD「ほしのこえ」

映像特典も含めて一通り観ました。 TOLLYWOODでは、最前列かぶりつきでスクリーンを見上げるように観たので、 空や宇宙、惑星の風景の空間の広がりを感じられたのですが、 さすがにおうちのテレビ(21インチ)じゃそれは無理(^^;。 そのかわり劇場ではわからなかった細かい描写が見られて、 改めて画面の密度の濃さを思った次第です。

声優版とオリジナル版をそれぞれ通しで聞き比べてみたのですが、 オリジナル版のノボルとミカコのイメージが染み着いているのか、 僕にはオリジナル版の方がイメージにぴったりくる感じでした。 特に声優版のミカコはちょっと幼すぎる気が...。 セリフと言っても独白が中心なので、 いわゆる声優っぽいしゃべりじゃない方が しっくりくるということもあるのかもしれません。 けれども、あの年齢の女の子の素直なしゃべりを演技できるミカコ役の 篠原美香さん(保健の先生!)のうまさゆえなのかも。

個人製作のアニメーションということで、 新海さんの映像製作手法が注目されがちですが、 個人的にはお話しがとても気にいってます。 素直でシンプルで力強くて。 ふたりの想いはふたりが一緒に過ごした時間(過去)に向けられているのだけど、 それぞれが進む道は前向きで、単なる感傷かもしれないけどいいなって思います。


4月21日(日)

CD「翼」谷山浩子

浩子さんの新譜。第一印象としては、 しっとり落ち着いたアルバム...ということになるのかな。 とっぴな曲はなかった(わりと今までのバリエーションの範疇)けど、 全編にわたってじっくりと聞けそうな雰囲気でした。 その分、仕事中とかおうちのBGMとかにはちょっと向かない的。 ちゃんとコンサートで聞いてみたいです。 タイトル曲がないのだけど、「学びの雨」がそうなのかな。 一番気にいってます。

岩男潤子さんのアルバム「Kimochi」の「パタパタ」が入ってたのだけど、 やっぱりイメージだいぶ違いますねー。 個人的には岩ちゃんの方が曲の雰囲気には合ってると思うのだけど、 浩子さんのも怨念がこもってそうでそれはそれでアジがあって好き(ぉ。

続・ほしのこえ

辛口ですねー(^^;。 でもそういう感想はもっともかなと思います。 僕は絵描きじゃないので、その分わりと気楽に見てるという部分もあるのかも しれません。

映像製作という部分に関しては確かに分業可能だし、 全然ひとりでやる理由がないやんという意見はわかるのですが、 ストーリーとか雰囲気とか、作品の方向性は新海さん自身の個性そのものだし、 そういうのも含めた製作手法はたぶん変えられないんじゃないかと思います。 まーアニメーションのそれは無理でも、 漫画の分業体制(作家さんと少数のアシスタントさん)は とれるのかもしれないですね。

ロボアニメへのオマージュという点は御意。 トレーサーの戦闘シーンなんかは、 どうしても「トップをねらえ!」が頭の中を横切ったり。 特に最後リシテアを守るために艦の前に立ちはだかるところなんかは、 第4話そっくりやん(汗;。いやーひさびさに「トップ」を見たくなりました(笑)。 まーすでにミカコにいかれてしまっているので、戯言と思ってくださいませ(^^;。

あとReferer見てたらこんなページ もあるようです。


4月28日(日)

終らない年度末(泣)

年度越えのにせは4月末でも終らないことが確実に...。 来月末も同じことを書いてないといいんだけど。

最近読んだ本

漫画しかないですが。

まずやってみる

ちょっと反応が遅いですが、 ういさんとこから新海さんのインタビュー記事( 前半/ 後半)。 かっこいいなー。というか、一度こういうこと言ってみたいです(笑)。

なぜか/.Jとかでも 個人製作のアニメーションということで話が出てたりしますけど、 何がここまで盛り上がるのかって、技術的なことはともかく、 やっぱり単純な話お金を払っても見る価値があると思えるひとが多いから なんですよね。すごくわかりやすい。

先日、にせの新人歓迎会でゲームソフトの中古販売からコピーコントロールCDとか フリーソフトあたりの話題になって、著作物と対価みたいな話になったのですが、 結局対価(お金という意味だけでなく時間も含めて)を 払う払わないという境界線は結構シビアなもので、 「とにかく同人誌でも同人ソフトでもインディーズCDでも自主製作映画でも 芝居でもシェアウェアでもなんでもいいから1つ作ってみて、 ちゃんと値段をつけて売ってみるということをやってみた方がいい。 今ならその環境は整ってるんだから。」 みたいな話が出て納得。会社に入って大人な逃げ(それなりの収入)ができる前に やっとく意味はあったように思います。チャレンジという意味でも、 身の程を知るという意味でも(^^;。 (そしてたとえそれがアレな同人誌でも...(^^;;;)


4月29日(月)

たばこ

これもえらい反応にぶいけど、個人的なメモという意味も含めて。

民主党の 歩きたばこ禁止法案の話が出てから、確かにもはやマナー論議をするよりは、 法制定を目指したほうがわかりやすくて早いんかなという思いと、 でも気になるのはほんのちょっとしたことなんだけどなーという思いが、 頭の中をぐるぐるしてまふ。

僕も奥さんもたばこの煙が苦手で耐性がないのですが、 普段生活している中では実は現状でもそんなに困ってないです。 電車とかは駅も含めて禁煙が進んでるし、オフィスももちろん禁煙。 歩きたばこはあるけれど、まーできるだけ近寄らないとか歩く道を変えるとか、 とにかくこっちがなんとかできる。 一番困ってしまうのは食べもの屋さんですね。 禁煙(あるいは禁煙席がある)のところはまだまだ少ないです。 喫茶店や居酒屋みたいなところはしょうがないかなーと思いますけど、 お昼ごはんとか夕食とか食べるときはちょっと困ります。 実際に隣にたばこを吸うひとが来るかどうかは運みたいなもんで、 しかも吸うひとが来たからといって 食事中のお皿ごと全部移動して席変わるってのもアレだし、 移動した先にたばこ吸うひとが来ないという保証もないし、 なかなか難しいです。 しかも食事となると、少なくとも15分ぐらいはその場にいる必要があるので、 がまんするといっても結構大変です。

なので、食事するときに隣のひとがたばこを吸い始めたら

「すみませんが、 少しの間だけたばこを吸うのをご遠慮いただけるとうれしいのですが…」

みたいなことを言いたいのですが、 言われた方はどう思うのか気になって結局まだ言えずにいます。 もちろんそれで吸い続けられても別にしょうがないと思うのですが、 やっぱりそのひとことを言うことで気持ちを伝えたい。 とにかく言うことでしか伝わらないこともあるし。 ただ全然知らないひとに向かって言うときには、 当然誤解が生じることもあるだろうし、 その人のたばこを吸うという楽しみを否定するつもりはないので、 なんかうまい言いかたがあるといいんですけど...。 (とりあえず一回試してみるか...)

いずれにしても こういうところ見てると、周囲への迷惑とか健康がどうとか言ったところで 水掛け論にしかならなさそうなので、カリフォルニア州(だっけ?)みたいに 「禁煙を推進したほうがたばこから取る税金が減っても医療費が抑制できて 結果的にお得なので禁煙にします」という経済問題にしてしまった方が 簡単なような。

三連休は

特に何事もなく過ぎ去りし。明日から普通に出社。


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