家に帰ったら Fractal Design 社の "POSER" が届いていた。 NIFTY の SSHUWA のモニター募集に応募していたのが当たったらしい。 (秀和さんどうもありがとうございます)。 応募した理由は、実はポーズデッサンの勉強のためというより、 3Dのインターフェースがどうなっているかの方に興味があったから だったりして。
さて早速パッケージを開ける。高いソフトの割には意外に簡単な包装だな。 (ペインターなんて缶入りなのに)。モニター用だからかな。マニュアルも薄いぞ。
インストールも呆気なくおわり、マニュアルも読まないで適当に いじくってみるが、マウス一丁の簡単操作でいろんなポーズがとれる。 3Dソフトだから、どうしても空間把握に難しいところはあるけど、 そのへんを大目にみれば UIF は合格。
デザイナーの視点からみると、人体モデルはまだまだ実用には使えませんね。 たとえば腕を上にあげたときの上腕二頭筋(後に訂正:三角筋の誤り)のもりあがり だとか、後ろに引いたときの僧帽筋の中央のすじとかがソリッドに表現できる ようにならないと、アーティストには使えないでしょう(ぼ、ぼりゅーむ もでりんぐ??)。 いまのところ骨格の上に伸縮するポリゴンをかぶせているだけって感じだね。
あと、手の表現形状が5種類しかないのも寂しいですね。
いずれにしても、触っている分には大変楽しいソフトです。面白い。
どうも世間?では、私のことをアイドル系の絵描きだと思われている 方もいるらしく(ほんとかよ:笑)、今でも似顔絵描いて欲しいとか いうご要望が稀に来ます。16色の似顔絵を乱造していた頃もあったけど、 このところ全然描いてないんだな。 まぁどういうかたちにせよ、認知されている のは嬉しいものです。
似顔絵の難しいところというのは、やはり発表するときの「肖像権」 の問題でありまして。まぁ一般には漫画系の似顔絵というのは、権利問題 云々に発展する可能性はないらしく、実際の雑誌なんかでも写真を載せるのが マズい場合に意図的に似顔絵を使うことがあるくらいで。 あれ、なんが文がへんだな。
さて、活きた表情を描くときに注力する部分が「目」だというのは 絵描きにとっての常識ですが、私の(乏しい)経験からすると、 似顔絵の場合は輪郭線(とくに顎)と眉の形状に力をいれるのが正解です。 眉と輪郭と髪だけ描いて目を描かないでもその人らしさの8割は出せます。
さらに眉毛で思い出したけど、最近のアムラー娘の眉ってキライ。 個人的にボサボサ眉毛が好きなもんで。 今井美樹眉毛で可愛い娘どっかに落ちてないかな(笑)。
通っていた高校の近くにあった駄菓子屋が ずいぶん前に営業をやめてしまったということを、 先輩の女性から聞いて知る。 店のおばさんが亡くなり、おじさんだけではきりもりできないので、 店仕舞いしてしまったのだそうだ。 この店はいろいろ思い出深いところなので、 やさしかったおばさんが亡くなったということを知って なんだかしんみりしてしまった。 クラブ活動の合間に、店の XEVIOUS のゲーム台の上で カップラーメン食べたり、夏の暑い盛りにはチェリオのがぶ飲みもしたな。 もう何年もその場には訪れていないけど、 世話になった人がいなくなってしまうのはしみじみと悲しいことですね。
早くも 7600/120 を手に入れた人が現れた。ちょっと(いや、かなり)悔しい(笑)。 本当にパソコンっていつ買っても損しますねぇ。で、RINN さんも買うのかな?。 (追記:6月始め、Rinn さんついに 7600 注文したそうだ。おめでたうございます)。 (ま、それはいいとして、7500 の2次キャッシュ問題はなんとかしてほしいぞ。 積もうと思ってるから。) ちなみにわが愛機は現在、Memory 80M + VRAM 4M + HD 1G です。 秋葉原いくたんびに DIMM が安くなってるもんで、ついつい買い込んでしまっただよ。 しかし、すんごい贅沢な環境。仕事場で使ってるSS2 の2倍以上のスペックだ。 80Mbyte なんてひとむかし前は HD の単位だったのに…いい時代になりました。
おまけ:賢明なアキハバラーな方々ならご存知かとは思うが、 カゴメ「サイダー」の缶デザインは笑えるぞ。
今日もまた「ださいださい」と思いつつ、同じような駄作を 生産する日々(字あまり)
最近アイドル系の CD 聴いてないなぁ、と思い、衝動的に 2枚ほど買う。 まずは瀬戸朝香の Eternal Moment 、こりゃ失敗(^_^;)。 出来そこないの CoCo みたいな、PONY-CANYON にしては手抜きな楽曲。 瀬戸ちゃんの歌もいまいちだし。作家陣は決して悪くないんだけどねぇ。 もひとつ、奥菜恵の BLOSSOM の方は期待して なかった分良かったかも。COLUMBIA だからと思って ナメてかかってたからかな(^_^;)。 歌詞の感じやアレンジが前期〜中期(80年代後半)の斉藤由貴のやうで なかなか。ルックスが似てるから作家も意識してるんじゃないかな。 次回は(奥菜の)新譜の方も手に入れておくことにしよう。
電話ギライの私が何故か PHS を導入。 理由はいまもって明らかにされていない。
粟岳さんのホームページ(ここ) を偶然発見する。 舞い上がってしまって、思わず「リンクさせてください」メールを出す。 翌日早速お返事をもらう。 思っていた通り、粟岳さんは私が高校生時代にものすごく 感動したイラストを描いた方だったことをご本人の話から確認する。 いままで確信が持てなかったのだが、これで○○○○さんと 同一人物であることが明らかになった。
ホームページにある最近のイラストを拝見する。 やはりこの人、ただものではない…。 プログラマーやらしとくの絶対モッタイナイと思う。
補足記事:「あわたけさんの絵について」
実はあわたけさんがCGを描いていることには 最近まで気付いていませんでした。さらに、あわたけさんの CGをはじめて見たときにも、昔見た氏のイラストとは、 実は結び付いていなかった(^_^;)(昔見た絵の作者ペンネームは、 「あわたけ」ではなかったし)。 あるとき、「あれ? あわたけさんのCGって、あの 人の絵に似てるぞ」と気付き、関係書物のプロフィールなどいろいろ 探っているうちに、どうも同一人物らしいということがわかって きて、今回ついにメールで確認できたという次第です(^_^;) それまでは単に画風が似ているだけかもしれないと思ってもいたんだけど…。
最近は女の子キャラクター系の絵が多いみたいですが (もちろんそれも良いんだけど)、 氏の作品のミソは、「SFゴコロ」だと思います。 あわたけさんはSFイラストレーターとしては日本でも 有数の存在じゃないでしょうか。 ご本人にこんなこと言ったらどう思われるか分からないんだけど、 穏やかに血が通った不思議なメカと生物と、シンプルなキャラクターで、 まずはあたたかい可愛さが前面に出てるんだけど、 良く見ると実は強烈な悪戯っぽさや、腐りかけた頭の回路を 破壊してくれるような(笑)新鮮な不条理感覚が全体を覆っている。 これが私にはたまりませんのじゃ。
昨晩、たまたま着けていた NHK TV のクローズアップ現代 「就職しない若者たち(?)」とかいうのを斜め見してたら、パソコンソフト 関連のバイトか何かしている青年の、Windows の背景が 私の描いたイラストCG(shoes.pic)だった(笑)。 いやぁ、びっくり。 こういうの見つけた時って、※■★ で ○×△を思わず見ちゃったような 気まずさがありますねぇ。 使用料ちゃんと払ってね、NHKさん!(お約束のツッコミ)。
最近「なんで Mac 買ったの?」と良く訊かれるが、とりあえず 宗教的な理由と答えることにしている。 自分の周りに Mac ユーザーや Apple 信者が多いということもあるし、 所有することで業界人っぽいステイタスを感じたいというミーハーな 憧れもある。(祝一平社長や、荻窪圭師匠の影響も多分に受けている)。
言うまでもないことだが、昔は Mac オンリーだった著名なソフトの 大半は既に Windows 上に移植されている。 ハードウエアのコストパフォーマンスも DOS/V マシンの方が Mac に 比べて圧倒的に良いので、DOS/V ユーザーからすると、 Mac を選ぶ人は奇異に映るのだろうと思う。 Apple 社がアブナイだとか買収だとか、いろいろ囁やかれている中、 それでも Mac を選ぶ人が少なくないのは、(まぁ人それぞれだと思うが) 道具としての思想を買う人が存在するからだ。
私の場合、ビル・ゲイツが嫌いだから、とかいうのも半分くらい 本当だが、Windows 一派を触ってると、設計思想がツギハギ だらけでスマートではないなと感じる(本当に感じるんだけども、 深く考察したわけではないので掘り下げた突っ込みはしないように(笑)) この程度のものにパソコンの将来まで牛耳られるのは、 絶対にマズいと、心の奥底で何かが強く叫んどぉよ。 あの 95年年末のバカ騒ぎの日、秋葉原にて、インタビュアーに向かって 「歴史的瞬間ですからね」などとホザいている若者を見た 時は、はっきりいって私はブチ切れた(笑)。あれが結構効いたのかも。 規格が統一されることは確かに歓迎だが、 ひとつところに権利や技術(もちろん富も)を 独占されてしまうのは、危機的状況ではないかと懸念する。
しかし、何だかんだ言ってもやっぱりマシン選びなんて ちょっとした心の揺らぎなのだよ。(落ちなし)。
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