2007年2月18日(日)

「フラガール」

映画館では結局見逃してDVDのレンタルが始まったら観ようと思っていたのですが、全日空国際線の機内上映プログラムにあったので、はやる気持ちを抑えて帰りの便(SFO→NRT)で鑑賞。途中で何度も泣いてしまってすっかり変なひとになってました。

大作ではないけど「いい映画」という印象。話の展開はわりと予想通りなのですが、予想通りだったとしても観てみたいと思わせるところが、実話を題材にしていることやダンスのおかげなのかもしれません。先生役の松雪泰子もよかったです。

しかしのっけから蒼井優がセーラ服におさげ髪で登場するのには、、、はまり役すぎ(笑。蒼井優に対するこういうイメージが今後の彼女の女優活動にマイナスになるのではないかと心配になる部分もあるのですが、彼女には彼女の世界にあった作品がいくらでもあるように思えて、もはやそれはそれでいいのではないか思いました。

2005年7月24日(日)

「リリィ・シュシュのすべて」

リリイ・シュシュのすべて 通常版

見ました。微妙。本質的に共感できる部分(イヤな意味で)は多かったけど、見ていてすっきりするタイプの映画ではなので、もう一度見るかと言われると結構しんどいかも。合唱のシーンぐらいかな、もう一度見たいのは。

ネット上に書かれている感想も、いいというひととつまらんというひとがはっきりわかれていて、さもありなんといった感じ。公開当時はみょーに「14歳」というキーワードが注目されていて、その時流に乗って作った映画だ、みたいなことを書いていたひともいたけど、14歳というキーワードがすっかり過去のものになった今見ても、それなりに普遍的なところは追えていたんじゃないかと思うので、そこは色眼鏡を持たずに見られたのはよかったです。

で、蒼井優さまですが、この作品から「花アリ」で見せたキレの片鱗を見つけ出すことはちょっと難しい。役柄も役柄だし(えんこーしてる中学生)。しかしここでちゃんと目をつけて虜にしてしまった岩井俊二の勝ち、といえば言えなくもない。メイキングはまだ見てないので、そちらに何かあるかもと期待。

2005年6月25日(土)

Filiming H&A 完全版

花とアリス 特別版

唐突に「花とアリス」特別版のDVDを購入。とりあえずおまけの方だけ観てみる。なんつーか、ラストのバレエのシーンが強烈なイメージとして残っているので、他にどういう話があったのか結構忘れていたということに気づかされる。他にも見どころがいっぱいあったので本編を見るのが楽しみ。

蒼井優へのインタビュー。
「岩井さんってどうですか?」「親戚のおじちゃんって感じ」
「岩井さんと仕事するのってどうですか?」「...幸せ」
そう言って笑う彼女の顔は本当に幸せそうで、なんだか恥ずかしいようなほっとするようなそんな感じがしました。

2005年6月17日(金)

「ニライカナイからの手紙」

早くも上映最終日になってしまったので観に行ってきました。

わりと淡々と進むストーリーだったけど、ストレートでよかったです。なんか「提供・日本郵政公社」とか出てきてもおかしくないような内容だったですが(笑。

TRで蒼井優が女優になるまでの話(「福岡に帰りたい」とか)を聞いたあとだったので、主人公の風希と蒼井優本人の体験がオーバーラップするように見えてちょっと切ない気分になりました。欲を言えば、映画に描かれないストーリーがいっぱいありそうで、そのあたりがもうちょっと話に出てくるといろいろと楽しめたのかなと思います。基本的に真面目な話が一生懸命続くので、ちょっとわき道にそれた中高時代のカイジとのエピソードなんかも見たかったです。

印象に残っているのは、蒼井優さまが出てるシーンすべて... というのは冗談ですけど、一押しは風希が竹富島に帰ってきてお母さんの遺影を見て泣き崩れるシーン。ただ圧倒されました。

あとさすがに小学生の風希は子役のひとがやってるのですが、中学生から現在(20歳)までは蒼井優さまがやってて、制服着るとちゃんと中学生とか高校生っぽく見えてしまうのが驚きでした。実は童顔?

ういさんによる : 2005年06月18日 01:56

あれを童顔と言わずして以下略。

じょばんにさんによる : 2005年06月18日 12:50

確かにひっつめにしちゃうとまだまだリハウスの娘役が通用しそう...
髪を下ろせばそんなに幼くみえないですけどネ。

2005年6月 3日(金)

「タイガー&ドラゴン」第8話

ぐーぱんち。きっく。最高っす。

2005年5月27日(金)

「タイガー&ドラゴン」第7話

奥さんの推薦で「タイガー&ドラゴン」第7話「猫の皿」を視聴。TVドラマなんて見るのは何年ぶりとかそういう感じなのですが、芝居を見てるようでなかなか見ごたえありました&面白かったです。

っていうか蒼井優さま出てるやん!…不覚。初めて「おまかせ・まる録」のキーワード予約(とかそういうやつ)が使いたいと思いました。。。

2005年5月23日(月)

蒼井優

たまたま今朝、新聞のテレビ欄で「トップランナー」に蒼井優が出るのを知り、久しぶりにビデオで予約録画なんぞをして見ました。「花とアリス」を観たときから気になっている女優さんでしたが、やはりタダものではないのを再確認。受け答えが19歳の女の子そのもの(もちろんいくつかのコメントは非常に思慮深いものがあったのですが)で、聞き役の本上まなみとのやりとりが先輩と後輩が話してる感じでなんか微笑ましかったです。

「そこに居るだけで存在感のある役者になりたい」という言葉には単なる願望だけではなく進むべき先への確信に近い力強さがあって、そのこと自体が十分素養を表しているのでは、と思ったりしました。

初主演の「ニライカナイからの手紙」はなんとかして観に行きたいです。

ういさんによる : 2005年05月23日 00:45

どーでもいいことですが、わたしんとこのページのfavicon.icoのもと絵は蒼井優がモデルだったりします(笑)。
意図的に髪型変えてるけど。
今日のトップランナーは忙しかったのでパス。

じょばんにさんによる : 2005年05月24日 12:56

さすが目のつけどころが(笑。
髪がきれいなあたりもういさん的にポイント高いのかな?

ういさんによる : 2005年05月24日 21:36

基本的に性格的には凛々しい女性(男性っぽいという意味ではない。コビないという意味)が好きなんですけど
外見的には黒髪が綺麗な子は捨てられないですね(笑)。
最近茶髪の子が減ってきたような気がして良い傾向を感じている(笑)。
蒼井優たんはどちらかというとほんわか系の外観だけどそれはそれで(節操なし)。

2004年5月28日(金)

「花とアリス」

というわけで。公開終了の5/28に会社を抜け出して、新宿文化シネマの最終回を観てきました。10分前ぐらいに着くと既に立ち見状態。「お立ち見になりますが構いませんか?」という窓口のお姉さんの問いかけに「っていうか明日からやってないんでしょ?」と突っ込みのひとつも入れたくなったが、さりとて状況が変わるわけではないので、そのまま場内最後方の壁際に陣取る。金曜日の晩で最終回でしかも座席数が60足らずのスクリーンじゃ致し方ないところかも。映画を立ち見なんてするの何年ぶりだろう。

率直に言うとマニアックな映画だった。ひいきめにみても一般ウケするとは思えない。でもそういう前提の上では堪能できましたです。

とにかくアリス役の蒼井優がキレまくってた。ハナ役の鈴木杏を目当てに行ったんだけど、ちょっと損な役回りだったかなー。ラストにアリスが制服のままバレエを躍るシーンがあるのだけど、これはすごかったー。いやいや岩井映画はこうでなくっちゃという... 垂涎モノですよ(ぉ。これでハナの落語が聴けてたら言うことなかったんだけど、そこはちょっとおしかったなって思いました。前半での同級生が作品にするためのバレエ教室で写真を撮るシーンもなかなか。青春の1ページって感じで百合方面なひとにもサービスと(ちがいます)。

個人的にはあと10年ぐらいしてから見るとなかなかに思うところありなんだろうなぁ。おうちでまったり観るような映画ではなかったので、なんとか観られてよかったです。