うぃ氏の「映画『ハチミツとクローバー』に蒼井優が出てる」という特定のひとに向けられた独り言(wを聞いて原作を大購入。8巻まで読了後に映画を観た。
コロボックルはぐをどんなふうに演じてくれるのだろうと期待と妄想に胸膨らませていただけに、その内容は僕にとってかなりいまいちなものだった。はぐというキャラクター、あるいは蒼井優という女優の持つ魅力を1/10も出せてないんじゃないかと声を大にして言いたい!(←妄想しすぎです)まぁ最後の海のシーンは9巻を読んでから行けばまだ印象も変わったのかもしれないと思うとちょっと惜しい。でもそれだけ。
個人的には、はぐ先生の夏休み絵画教室のあたりを丁寧に描いてくれたりするとうれしかったのだけど、所詮タイアップ映画みたいなもんだからしょうがないのかなぁ。CM予告編で流れた集英社のナツイチの蒼井優の方が映画よりもずっと活き活きとした表情をしていたりして、実に惜しすぎる。はぐ~~~っ。
というわけで、口直しに「花とアリス」を観た(笑。やっぱりええなぁ。この映画。
原作のほうは9巻で大転回を見せてるけど、真山&山田さんはだいたいどうにかなるとしても、竹本くん&森田さんはどうおさまるのかなぁ。竹本くんの過去の話と森田さんの過去との話で軸足がぶれてる感じがしてあぶなっかしい。で、狂言回しであるところの花本先生もあぶなっかしいし。なんとかおさまるところに収まってくれんかなと思います。
今日の朝日新聞(朝刊)に手嶌葵のアルバム「ゲド戦記」の広告のヨコに同じスペースを取って、タイトル通りの肩書きが付いた谷山浩子さんの新しいアルバム「テルーと猫とベートーベン」の広告が出ていました。浩子さんのアルバムの広告を新聞で見たのは初めてかもしれません。何かと物議を醸している「ゲド戦記」ですが、劇中歌「テルーの唄」に関する評価は押しなべてよく、新しいファン層獲得という意味でもいいことかも。
この秋の猫森集会では手嶌葵をゲストに呼ぶプログラムもあるようで聴きにいきたいところですがー。ひとまずはアルバムで谷山版「テルーの唄」を味わって見たいと思うのでした。