ニューヨークのクイーンズ地区、移民たちの子供たちが多く通う小学校で、3年間ボランティアで「クリエイティヴ・ライティング」を教えた作家と子供たちの紆余曲折の日々(と表現するのが適切と思う)が綴られている。実はこの本を書いたサム・スウォープさんが先日うちにいらした来客そのひとであったのです。邦訳版の出版記念の関係で来日されていたのですね。この本を読んでから会っていればもっといろんなことが聞きけたであろうと思うと実に無念ではありますが、僕のつたない英語ではたいしたことが聞けなかったであろうこともまた事実なので、とりあえず本を読んでしばし思いをめぐらせる。
一番印象的だったのはスジュンという韓国人の女の子の話。彼女は結局サムさんの授業に感化されることはなかった。『教師は自分の情熱を生徒に示すことはできても、望まぬ生徒の胸にまでその情熱を届けることができない。わたしはその苦い真実を思い知った。』しかしその彼女も音楽に対する類まれなる才能を持っていることを、学校のバンド指導をしているフォルティ氏から教えられるのである。『知り尽くしていると思っていたのに、スジュンのことをなんにも知らなかったのではないか。そんなに音楽が好きだったのか。それで初めて合点がいった。いま思えば、わたしの部屋でチラチラ時計を気にしていたのは、バンドの練習に遅れたくなかったからなのだ。』すべてがうまくいくわけではないけれど、すべてがうまくいかないわけではない。この本のよさは、そこにあると思う。
LEXUSのCMのBGMが気になっていろいろとぐぐっているうちに、このあたりのページから情報を得る。で、そのまま「CLANNAD the ultimate collection」をAmazonから購入。
LEXUSのCMに使われているのは「THEME FROM Harry's Game(ハリーズ・ゲームのテーマ)」だけど、それ以外にも「Two Sisters」や「Down By The Sally Gardens」あたりがお気にいり。エンヤつながりらしいけど、あまりそれにこだわらずに楽しめると思います。
先週末は土日と東京ゲームショウでお仕事でした。テスト運用(?)ということもあり、連日トラブル対応に終われましたが、なんとか乗り切れたという感じ。ちょっと学園祭ノリを思い出したり。お金のかかり具合はだいぶちがいますけど。。。
そんなわけで、ブース巡りはほとんどできず。「ワンダと巨像」も試遊したかったのですが、すごい行列でそれどころではありませんでした。発売も近いですし、とりあえずは楽しみにとっとけということで。
そんな中でも、ナムコさんの「THE IDLEM@STER」はちょっと気になったり。アーケードなんで敷居は高い(というかまずやる機会はないだろう)ですが、髪の毛が青とか緑とかピンクではないのでひっかかるひともいるのでは(誰?)。
メインで使っているメイルアドレスには毎日かなりの数のspamが来ていまして、ここしばらくは正直メイルチェックが億劫でした。アドレスを捨ててしまいたい、いっそメイルなんてもう読まない、と追い詰められていた(いやマジで)のですが、たまたま目を通したUNIX USERにGmailをspamフィルタとして利用する方法が載っていたので、試してみました。
すばらしいです。もっと早くやっとけ、という感じ。
ちなみにBフレッツのプロバイダとして利用しているasahi-netにもスパムブロックサービスというのがあって、こっちも試してみたのですが、デフォルトのおまかせフィルタでは日本語のspamはほとんど阻止できず、いまいちの感。
WebインターフェイスもGmailは圧倒的に洗練されていて、Web経由でのメイルチェックも快適にできそうです。
とはいえ。ぐぐるさまに頼る毎日は便利だけどちょっとこわい気もしますね。。。