奥さんにそれとなく希望を告げたところ当日の朝にiPodをプレゼントしてもらいました。こういうデジタルガジェットでプレゼントしてもらってうれしい&絵になるものってそうそうないですねー。というところらへんに、やっぱりiPodの魅力の一旦があるのかも。
ちなみに裏書になんて書いてあるかはナイショ :-)
新海誠さんの最新作「雲の向こう、約束の場所」を見てきました。
個人的に今年最大の期待作品で、Web上に公開された予告編を見ながら妄想を膨らませていただけあって、やや肩透かしをくらった感じがしなくもない、というのが偽らざる感想です。90分という尺と実在の舞台を用いたアナザーワールドな設定から、もう少し複雑なストーリー展開や心の葛藤が紡ぎ出されるのではないかと期待していたのですが... いい意味でも悪い意味でも「ほしのこえ」から何も変わっていなかった、ということになるんでしょうね。さらには「彼女と彼女の猫」とも同じで、どの作品も結局最後の一言を言わせるためにすべてが存在すると言っても言い過ぎではない気がします。
ただだからといって観ていて何か不満を感じたかというとそうではなく、むしろ気持ちのいい、心地よい90分でした。確かにある意味「きみとぼく」のセカイ系で、実にこっ恥ずかしい話なんですが、そんなものにここまで手間暇かけてしまうところがよいのでわないかと思ったりします。やっぱり映像の持つ力ですよね。映画に登場するさまざまな風景やモチーフは、単なるイメージではなく、新海さん自身がその風景やモチーフに対してどういう感情をいだいていたか、ということをベースに作られているので、その分心の琴線を弾く力を持っているんだなぁと思います。この辺が共感できるかどうかというところで、たぶん作品の評価が大きく分かれるところでしょうね(←素直に恥ずかしいのが好きと言いなさい)。
タイトルにした「きみのこえ」というのは、映画の最後の流れる歌の題名なのですが、これがまたなんというか暗くて(笑)いいです。歌ってるのは♥になっていたけど、ミカコたんなのかしら?早くサントラ欲しいなー。
思えばこれがすべての始まりでした。想い続けること1年余、先週納車となり、ようやくオーナーになりました。
途中306に強烈に惹かれたのですが、結局は206SW(XS/AT・ルシファーレッド)に落ち着きました。赤はあまり台数が出てないっぽいですが、とても気にいってます。
いまのところ故障はありません(笑)。
とりあえず「ハウルの動く城」も観てきました。
「雲の向こう~」とちがって本当に全く期待していなかったので、逆に素直に楽しめたような気がしました。ソフィーの若い頃の姿が往年の正統派宮崎ヒロインそのものだったので、なんかわからないけど満足度は高かったです(笑)。
ストーリーも公開日が延びた時点で「かなり破綻しているのでは...」と危惧していましたが、全くそんなところもなかったですね。「千尋」でかいま見えたみょーに説教くさい部分もなかったのもよかった。ただ最後のカブが王子に戻るところはとってつけたようで要らんのではと思いましたけど。
また劇場に見に行くことはないけど、DVDが出たら繰り返しみてしまいそう。