守り人シリーズはちょっとお休みして最新作を読んでみました。
純粋な恋愛物語というと多少語弊があるかもしれませんが、どこまでもどこまでもまっすぐな話。バルサの人生経験からくる思慮深い行動や言葉と比べるとちょっと物足りないかなという気もしますが、それを補って余りあるまぶしさです。
でもこの世界がこのまぶしさを素直に受け止められる世界なのかどうかというのは、読んでいる最中も読んだあとも気になって仕方がありません。自分の周りだけでもそうありたい、いやそうあらねばならない、そんなふうにも思いました。