2004年3月 2日(火)

「いつもいつも音楽があった シュタイナー学校の12年」(子安ふみ・音楽之友社)

いつもいつも音楽があった―シュタイナー学校の12年

僕には音楽の素養がまったくないし、趣味も極めて貧しいと言わざるを得ませんが、この本に書かれているような出会いがあったら何が起きていたかと想像すると、いったい今まで自分は何をやってきたのだろうと呆然となってしまいます。もちろん芸術体験や創造がすべてとは全然思いませんが、ひとりの人間の成長を考えるときに大きな力になってくれただろうことは確かだと思うのです。

「要するに人間は職業ではなく、親ではなく、まず人間として出来ていないと駄目だということだ。」

... その通り(汗;。

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