コミックマーケット50を終えて。


夏が終わりました。

それが夏コミを終えての正直な感想です。

冬コミが終わり、卒論、そして不意の入院...。やっと落ちついてきた頃にはもう桜の花が咲いていました。僕はもともと春が苦手です。嫌いというわけではないのですが、あまりいい思い出がないのです。とかく不安になりがちな春先。そんな中、久しぶりにJHAY(PC-VAN:宮崎駿ネットワーカーFC/SIG)を覗くと、ナウシカの話題で盛り上がっていました。嬉しかったです。

いま思うと、それが今回の本作りの全ての始まりだったような気がします。きっちりとした「ナウシカ」の本が作りたい。今なら作れる。今しか作れない。でもどうやって。もやもやとした春の中からなんとか抜け出そう...そして「世界ナウシカ会議」が生まれました。思いつきと勢いの産物でしたが、あれはあれで楽しかったですね。徹夜はかなり堪えましたが。

終わってみれば、再版「風使い通信vol.8 & vol.8++」そして念願のナウシカ本「風使い通信vol.9」ができあがっていました。ほんと今回はそんな感じでした。気が付くといろんな人を巻き込んで、気が付くとできあがっている。うまくいくときはそんなものなのかもしれません。

それでも今回ほど多大な人々を巻き込んだことはなかったと思います。巻き込まれた方、どうもすみません...いや、ありがとうございました。ここに報告します。

無事夏が終わりました(^^)。
そして秋がやってきます。


「風使い通信vol.9と1/2」

そもそも冬コミは「風使い通信」はなしにしようと思ったのですが、別に最初からなしと決めつける必要もないなぁと考えた末に、「風使い通信vol.9と1/2」という妙な名前になりました。

なんで1/2かと言うと、「もののけ姫」でvol.10にしたいとかそういう狙いもあったりするのですが、もともとは原稿を集めないで自分の書きたいものだけ書いて載せようとかそういうことを思っていたりするので、こういうかたちになりました。でも原稿を集めないというわけでもなくて、自分の原稿を載せたい方はどうぞじょばんにを説得してください(^^;。そうするとたぶん載ります(笑)。というまぁ極めていい加減だったりするのです。つまり本の方向性を決める編集作業すらも原稿を書く人に委ねるという...究極のかたちかも。...でも結局集めてそうな気もするね(自爆)。

というわけで、各自勝手に「こういう本がいい」という妄想をふくらませておいてくださいませ(^^)。そのうちアナウンスします。


「風使い通信vol.9」製作の全貌へもどる