読書日記(小春日和)
by 鈴木 宏枝
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小春日和(こはるびより)
原題(N/A)読んだ日2001.9.6
著者野中柊(のなかひいらぎ)訳者(N/A)画家(N/A)
出版社青山出版社出版年月日2001.7.1原作出版年(N/A)
感想 キャピキャピのハイテンションというイメージを覆され、とても素敵なふたごちゃんの物語だった。タップの楽しさ、そっくりな外見とそれでも小春と日和は違う人間、という認識、吉田くんや長沢さんもいいキャラクターだし。時代がはっきりと設定されている作品は、どちらかというと興ざめになる場合が多いのだけど、この本はほとんど気にならずに、ザ・ピーナッツもオイルショックも、自然に読めた。『思い出ぽろぽろ』や『ちびまるこちゃん』を思い出す。ダンス、気持ちいいだろうなあ。「自分のワクワクをそのとき追い求める」意味では、DIVE!!にも通じるかもしれない 。そして、こういう物語は、やはりおもしろいのだ。
 青山出版社には注目している。どんどんおもしろいのを出してくれるといいなあ。


鈴木 宏枝
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