読書日記(ローワンと黄金の谷の謎)
by 鈴木 宏枝
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ローワンと黄金の谷の謎(ろーわんとおうごんのたにのなぞ)
原題Rowan and the Travellers読んだ日2001.8.8
著者Emily Rodda(エミリー・ロッダ)訳者さくまゆみこ画家(N/A)
出版社あすなろ書房出版年月日2001.7.20原作出版年1994
感想 びっくりした。おもしろかった!またまたRPGっぽい詩が出てきて、アラララと思ったのだが、こちらはそれほど簡単に解ける謎ではなかった。ゼバックや<旅の人>たちとの関係や、ヤマイチゴなど、伏線は多いし、何かどっかで重要そうだなあと思うキーワードもあるのだけど、なかなかすべてが結びつかず、それを解く楽しみが、ローワンと同じ気持ちで楽しめた(ローワンは必死だったけど)。
 推理小説というのはほとんど読まないのだけど、そういう楽しみの部分もあるかなあ。花粉症は大人も子どもも悩んでいる現代の病。それがこんな風に展開するとは。


鈴木 宏枝
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