読書日記(ポケットのなかの<エーエン>)
by 鈴木 宏枝
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ポケットのなかの<エーエン>(ぽけっとのなかのえーえん)
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原題 | (N/A) | 読んだ日 | 2001.7.28 | ||
著者 | 岩瀬成子(いわせじょうこ) | 訳者 | (N/A) | 画家 | (N/A) |
出版社 | 理論社 | 出版年月日 | 1988.11 | 原作出版年 | (N/A) |
感想 | 岩瀬成子らしい流れだったけど、まだ「ストーリー」がある方だと思った。あまりにも等身大のコドモと、本当はこちらが主人公かも?と思えるオトナの間の、通じ合うところと、全然違うところとが、リアルに感じる。岩瀬さんにとっての岩国というトポス(『大きい家小さい足』なども)とは? 出会ったときに下手に優しく友達になったりしないりさに、妙に共感してしまった。大人になると、こういう出会いはできない気がする。
「来ないものは来ない。来るものは来る。約束はない。永遠なんか小さく折りたたんでポケットにいれてしまえ」という呪文が、とてもよく効いている。 |