読書日記(DIVE!! 2 スワンダイブ)
by 鈴木 宏枝
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DIVE!! 2 スワンダイブ(ダイブ2)
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原題 | (N/A) | 読んだ日 | 2001.2.11 | ||
著者 | 森絵都(もりえと) | 訳者 | (N/A) | 画家 | (N/A) |
出版社 | 講談社 | 出版年月日 | 2000.12.10 | 原作出版年 | (N/A) |
感想 | やっと読めてあっというま。不気味な日水連やコーチ陣の思惑など、大人の側の話もからんで、またまた3巻の出る夏が楽しみである。 第1巻の悩める知希くんも良かったが、今回は、めざめゆく飛沫とクールな脇役1号要一くんもいいなぁと思った。スポ根という枠の中の面と、少年としての面のバランスは、どの子もそれぞれに楽しめる。選考会に出場したピンキー山田や炎のジロー、挫折しかかっている陵など、その他の少年たちも心に残る。 ダイアモンドの瞳をもつ知希に続き、シンプルに飛び込む姿だけで観客を魅了でき、そしてその快感にめざめた飛沫の姿がリアルだった。様々な快感に導かれて夏をすごし、そしてプールに帰ってきた飛沫の宝刀となるらしいスワンダイブの今後が楽しみ。快感を知っていたのだろうジジイを少しずつ発見していく様子も説得力があった。説得力といえば、読んでいる最中も仙骨がメリメリいってる私には、腰の話はずいぶん体感的に迫ってきた。 |