読書日記(ローワンと伝説の水晶)
by 鈴木 宏枝
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ローワンと伝説の水晶(ろーわんとでんせつのすいしょう)
原題Rowan and the Keeper of the Crystal読んだ日2002.4.2
著者Emily Rodda(エミリー・ロッダ)訳者さくまゆみこ画家(N/A)
出版社あすなろ書房出版年月日2002.1.30原作出版年1996
感想 おもしろく読めたのだけど、先が読めない楽しさというのはあまりなかった。でも、すごくわくわく読む子ども読者はいっぱいいるだろうな。ローワンについて「本当は〜だった」ことが次々に明らかになる。謎解きのパターンは前2作と同じで、そこが肝だろう。この謎解きじたいは楽しめた(ローワン賢すぎ?コドモという感じは既にあまりしない)。
 初登場の海の人たち。こういう種族へのイマジネーションというのは色々な作家も書いていて、比較するのもいいかも。女性の描き方は好きな部分である。アーシャ素敵。


鈴木 宏枝
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